町田市議会議員 会派「自由民主党」/(一社)落語協会 真打 三遊亭らん丈【公式ウェブサイト】

三遊亭 らん丈

議員活動 記事一覧議員活動

会派『まちだ新世紀』 行政視察2008年10月29日「広島県農業情報ローカルネットワーク〜集落法人について〜」

2008.11.13(木)

1、広島県における農業生産現場の状況
1)総農家数 74,032戸(2005年、2000年比−10.0%)
 農家人口(販売農家)151,924戸(同上−23.5%)
 うち65歳以上の比率(%)37.8(同上+3.9%)
 上記のように、広島県の農業生産現場は、総農家数が減少し、農家人口も減少している一方で、高齢者が漸増傾向にある。ちなみに、高齢者の比率は、全国4位の高位に位置する。

 もうひとつの特徴として、傾斜度1/20以上の水田面積が、全水田面積の3割以上を占めていることが挙げられる。これは、平地での水田が少ないことを示している。

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「議会改革調査特別委員会」 行政視察2008年7月

2008.07.17(木)

1、「三重県議会」
【1】三重県議会における議会改革の経緯
1)改革のはじまり
 平成7年に、地方自治体での官官接待や予算の不適正執行が大きな問題となったことを契機に、三重県議会においては議長を中心に、議会の諸問題について、改革・改善を行うこととなった。

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会派『まちだ新世紀』 行政視察2008年7月10日「富山市・高齢者運転免許自主返納支援事業について」

2008.07.15(火)

1、はじめに
 平成17年4月1日に、7市町村の合併により新たな、現在の「富山市」が誕生した。その結果、人口は、町田市とほとんど同規模である、約42万人となった。
 ただしその面積は、県庁所在市では静岡市に次いで全国で第2番目の規模にあたる、約1,240平方キロメートルという途方もない規模であるため、町田市と較べた場合、格段に広い市域となっている。

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「文教社会常任委員会」 行政視察2008年

2008.05.01(木)

行政視察報告書
文教社会常任委員会行政視察 平成20年4月22日(火)〜平成20年4月24日(木)
視察先及び調査事項
岡崎市 ・防災対策について
岩倉市 ・市民サービスについて
名古屋市 ・子ども行政について
米原市 ・子ども行政について

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2007年度 まちだ市民大学HATS『人間科学』−現代の「生老病死」と向き合う−まとめの感想文

2007.12.25(火)

まとめの感想文「科学の発達と疎外される人間」 氏名:三遊亭らん丈

 20世紀後半以降の科学の発達とそれに伴う医学の長足の進歩によって、多くの人類は長寿という果実を手に入れることができるようになりました。
 このことは改めていうまでもなく、たいへん素晴らしいことなのですが、その結果、それまでの人類が経験したことのない難問にも直面させられることになったのです。
 それは、さまざまな形態をとってわれわれに問いかけてきます。

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会派『まちだ新世紀』 行政視察2007年11月14日「鹿児島市北部清掃工場」

2007.12.04(火)

1、事業経過
平成10年度 基本構想策定
平成11年度 環境影響評価実施
平成12年度 地元同意取得、施設基本設計作成

 地元対策ですが、視察で見る限り、工場の敷地とは道路を隔てて複数個の民家があるため、地元対策は決しておろそかにはできません。
 当該工場の場合、昭和53年からすでに当所において約30年間清掃工場が稼動してきた実績があったため、同意が得られやすかったものと考えられます。

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会派『まちだ新世紀』 行政視察2007年7月5日「鈴鹿市庁舎」

2007.07.31(火)

1.鈴鹿市庁舎の概要
1)鈴鹿市および市庁舎の概要
 鈴鹿市は、三重県にあり、東は伊勢湾に面し、良港に恵まれている。
 そのひとつ、白子港から天明2(1782)年、江戸に向かって出港した、大黒屋光太夫は、暴風雨に巻き込まれ、アリューシャン列島にまで流されてしまう。
 飢餓と酷寒に苦しめられながらも、シベリアのイルクーツク、そして、サンクトペテルブルグに到着。エカテリーナ二世に拝謁後、帰国を許され、寛政4(1792)年に、根室に帰国した。
 その詳細については、井上靖『おろしや国酔夢譚』、吉村昭『大黒屋光太夫』に譲りたいが、海に面した、開明な土地柄が推察される。
 鈴鹿市は、昭和17年に2町12か村が合併し、人口約5万2千人から出発した。
 現在は、20万人以上の人口を擁する中規模都市である。
 我々は、伊勢鉄道鈴鹿駅から徒歩で市庁舎に向かったのであるが、下車後すぐに市庁舎をそれと視認することができた。
 なぜならば、地上15階建てで高さが73mあり、周囲にそれと比肩しうる高層建築物が一切ないために、その威容は、目を瞠るばかりであったからである。
 まさに市庁舎は、他を圧倒して屹立していたのである。

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「町田市庁舎建設等に関する調査特別委員会」 行政視察2007年7月

2007.07.30(月)

1、大田区役所本庁舎
1)大田区役所本庁舎(以下、大田区庁舎と略す)は、平成10年3月に竣工した建物であるが、庁舎として見た場合、その際立った特徴として、この建物は、本来庁舎として建てられたものではなく、民間による商業施設として建てられたものである、ということが先ず指摘できる。それを転用利用しているのが、大田区庁舎なのである。

2)大田区庁舎は、上記のように、平成10年3月に竣工したものであり、同年5月より、大田区への供用が開始された。その際、本会議場は議会のみでなく、多目的使用を視野に入れ、設計された。具体的には、演壇、速記席の取り外しを可能にし、かつ議長席を後ろの壁の中に収納できるようにしたのである。
 こうして、議場に、大きなスペースを創出させることが可能となった。

 これによって、本会議場の多目的使用が可能となり、平成13年度から多目的使用が開始される運びとなった。

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「市議会議員1年生」

2007.05.20(日)

 2006年2月に行われた町田市議会議員選挙で初めて議席を頂戴いたしましてから、御蔭様を持ちまして、早くも1年が経ちました。
 アッという間の1年だったというのが、まさしく実感です。

 なにぶん私の場合、落語家としての営業がございますが、議員活動に専念するために、開店休業状態であります。
 それでも、落語家でありながらの議員という稀少性のためか、講演依頼もそこそこありますが、議員活動を当然のことながら最優先にしておりますので、その御依頼に充分お答えできないのが目下の悩みです。

 その活動を含めて、私の活動形態は大別して下記のようになっています。
1、町田市議会議員
2、落語家
3、町田市消防団員
4、早稲田大学大学院生(社会科学研究科)
 以上4つの活動を行っているのですから、暇な時間があろうはずがありません。

 このうち、今回は議員活動について、お話をしたいと思います。
 そこで、上記にならって議員としての活動形態を箇条書きにしてみましょう。

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「保健福祉常任委員会」 行政視察2007年

2007.05.17(木)

 視察所感
1、袋井市中央子育て支援センター「カンガルーのぽっけ」
1)事業内容に(2)「児童館」とあったが、いわゆる通常の児童館とは異なり、対象者が、小・中・高校生となっているところが、独自の内容といえよう。
 それは、「カンガルーのぽっけ」が大切にすることと、通じるところである。
 同館は大切にすることを3つ謳っており、それは以下の通りである。1、市民の力による運営。2、子育て支援のコーディネート。3、乳幼児と児童の交流。この場合、3、の事項が特に眼を引く。
 つまり、乳幼児と小・中学生や高校生が同じスペースで遊ぶことによって、小・中学生や高校生が自発的に乳幼児や児童とのふれあいを深めることを促している。
 ただ実際には、そのような場面にはなかなかお目にかかれないようである。

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