町田市議会議員 会派「自由民主党」/(一社)落語協会 真打 三遊亭らん丈【公式ウェブサイト】

三遊亭 らん丈

桜美林高等学校野球部壮行会〜ぽっぽ町田にて寺田和雄町田市長虚偽の報告町田の、らん丈

2002.08.04(日)

 昨3日、町田中央通りにある「ぽっぽ町田」にて、前回の困惑日記で触れた桜美林高校の壮行会があったので行ってきました。

 本題とは関係ありませんが、「ぽっぽ町田」という名前をどう思われますか。作ったのは町田市なのですが、町田市に限らず、どうも地方公共団体はネーミングがあまり得手ではないようです。「ぽっぽ町田」ねぇ、力が入らない、なんとも間抜けな名前だと思うのはなにもひとりぼくに限ったことではないと思いますが、みなさんはどう思われますか。

 町田市には、ほかにも首を傾げたくなるようなネーミングの施設がありまして、金森には子どもセンター「ばあん」というものがあります。「ばあん」ねぇ。ここは子どもセンターと銘打ってはおりますが、利用対象者は0歳の乳幼児から18歳の青少年までです。18歳の方が、「ばあん」とは腰が砕け散るような施設名ではないでしょうか。

 あるいは下小山田町には「大賀藕絲館」がありますが、これはまたげんがく衒学趣味の強い命名です。藕絲が、蓮から採れる糸とは辞書で調べて初めて分かりましたが、そもそも藕絲を「ぐうし」とはそうそう読めるものではありません。せめて、カナをふるぐらいのことをしてもばちは当たらないでしょう。

 さて、壮行会です。あらためて、西東京大会に参加した124校の頂点を極めた桜美林高校野球部員をはじめ、その関係者の皆様には心からその偉業に対しておめでとうと申し上げます。

 午前11時から始まった壮行会には、動員された方がどれだけいらっしゃったのかは存じませんが、少なからぬ方が詰めかけていました。桜美林高校は野球部員69名を擁してはおりますが、壇上にユニフォーム着用のうえ、着席したのは21名のみで、ひとり制服で壇上にいたのはおそらくマネジャーでしょうか。ほかの部員は、まだ壇上に充分なスペースの余裕があったのにもかかわらず、会場後方で立っていました。

 最初に挨拶したのは寺田和雄町田市長でした。市長たるもの、虚偽のスピーチをなさるのはいかがなものでしょうか。市長は今年の桜美林高校を含めて、4年連続町田市内の高校が甲子園大会に出場していると話していましたが、これは意図したものか否かは分かりませんが、明らかな嘘です。たしかに昨年は町田市内の日大三高が出場し、全国制覇の偉業を成し遂げました。つまり、2年連続して町田市内の高校が全国大会に出場したのです。けれど、その前年は東海大学菅生高校が西東京大会で優勝しています。ご存知のように、東海大菅生高はあきる野市にある高校です。それとも、寺田市長は町田市とあきる野市の違いが明確に認識できないのでしょうか。 町田市民として大いなる不安感に苛まれた、寺田市長のスピーチでした。

 それにしても、地区大会で優勝すると、選手にかかる負荷は並大抵のものではありません。桜美林を例にとれば、7月29日に優勝し、その3日後8月1日は母校の体育館で壮行会が催され、その翌日は、全国高校野球選手権大会を主催する朝日新聞、東京本社を来訪し、そして昨3日は町田市の壮行会に出席するといった具合に。

 もちろん、何よりも大事なのは甲子園での全国大会です。桜美林は、5日午前9時から鳴尾浜球場での公式練習に臨みます。

 それにつけても驚かされるのは、野球部員が泊まる宿舎の豪華なことです。桜美林高校は西宮市にある「水明荘」をその宿舎としますが、大半の高校はホテル住まいです。中には、福井高校や長崎の海星高校のように大阪の超一流ホテル、リーガロイヤルホテルに泊まるチームもあるのですから、その経費は膨大なものになり、負担者にはただただご苦労様としか申し上げるほかございません。卒業生に寄付を求める高校が大半でしょう。尤も、これは嬉しい負担というものなのかもしれません。ぼくのように、今夏こそ1回戦は突破したものの、なかなか予選でも勝てない地元の都立高(町田高校)を卒業したものにとっては、なんとも羨ましい負担ではあります。