町田市議会議員 会派「自由民主党」/(一社)落語協会 真打 三遊亭らん丈【公式ウェブサイト】

三遊亭 らん丈

『はるかぜ』vol.33 2022年2月号市政報告『はるかぜ』

2022.01.23(日)

三遊亭らん丈2006~2022年=16年間の実績一覧【タイトル掲示】
1、世界的な課題である地球環境問題等を解決するためには、持続可能な開発目標であるSDGsに積極的に取り組む
2、町田市の中心市街地のまちづくり
3、コロナ禍により、生活支援をあおぐ方が増えています。
4、長寿の方にやさしい町田市について
5、文化・芸術・スポーツの振興、発展に向けて
6、自殺対策強化のために、2010(平成22)年12月定例会でゲートキーパーの研修制度を導入するよう提案し、それを実現させました。
7、情報弱者(デジタルデバイド)への支援強化を求める

三遊亭らん丈2006~2022年=16年間の実績一覧

1、世界的な課題である地球環境問題等を解決するためには、持続可能な開発目標であるSDGsに積極的に取り組むことはどんな機関であれ、必須です。国際目標である2030年までにSDGsを遂行させるためには、町田市においても取り組みのスピードを速め、規模を拡大しなければなりません。

 そこでらん丈は、2017(平成29)年12月、2020(令和2)年9月定例会では、SDGsを採り上げ、なお一層町田市も、それへの取り組みを推進するように申し入れました。

 その結果、「広報まちだ」の2021年4月号では、SDGsを特集しました。また、政策・施策に紐づくように、SDGsを視覚化させました。

2、町田市の中心市街地のまちづくり

2-1、町田市の中心市街地への来街者が減少しているため、どうしたら来街者を増やすことができるのか。2010(平成22)年から、繰り返し質問をしております。

 平成25年の答弁として、「まちだ未来づくりプランの町田駅周辺の魅力を向上させるプロジェクトでは、交通結節点としてのターミナル機能の強化、新たな賑わいの創出、誰もが快適に歩くことができるまちづくりの3つの戦略を定めております。特に小田急町田駅周辺、原町田一丁目、原町田三丁目を重点検討地区として戦略の実現を目指して検討を進めているところでございます。この検討の中で、交通広場、市街地の拠点機能、交流機能を備えた広場等についても、必要性、候補地、整備手法等について検討を進めております。」

 その結果、今年(2021年)には、原町田大通り滞留空間創出社会実験がはじまりました。

2-2、小田急線町田駅のいわゆる第一・第二踏切の“開かずの踏切”問題

 2011年2月に総事業費約3億3百万円で、踏切の南側の町田駅交番前と北側のPOPビル前に1基ずつ設置され、南側は定員11人、北側は定員14人のエレーベーターが設置されました。

 中心市街地での官民協働パトロールに、従事しました。

3、コロナ禍により、生活支援をあおぐ方が増えています。そのために、自治体による生活困窮者の支援を、フードバンクと連携することで、よりきめ細かく対応させることを提案しました。

3-1、2021年3月の町田市議会定例会において、厚生労働省は、おとなに代わって「家事や家族の世話などを日常的におこなっている子」としている、ヤングケアラーについて一般質問をおこないました。

 2021年4月に国ははじめてヤングケアラーの実態調査をおこない、それによると、公立の中学2年生、全日制高校2年のうち、およそ20人に1人がヤングケアラーに該当しました。そこで、らん丈は町田市のヤングケアラーへの対応を問い、より一層きめの細かい対応を促しました。

 子ども生活部長からは、次の答弁を引き出しました。「今後の取組といたしましては、児童福祉法に定められた要保護児童対策地域協議会に位置づけられている町田市子育て支援ネットワーク連絡会の地域ネットワーク会議において啓発活動を実施し、関係機関の意識づけを行っていきたいと考えております。この会議は、市内を14ブロックに分け、各地域の小中学校、保育園、民生・児童委員、市役所の関係機関などの関係者で成り立っており、2021年度は計42回開催する予定でございます。この啓発により、地域の見守りが強化されることを期待しております」。

4、長寿の方にやさしい町田市について

4-1、安心して徘徊できる町田に

 らん丈は、本格化するわが国の高齢社会に対応するため、繰り返し町田市に対して、高齢者への手厚い施策を望む質問をおこなっております。

 2013(平成25)年には、「安心して徘徊できる町田に」と題して、安心して徘回できる町を目指すべきと考えるがどうかと質問し、「町田市では、認知症を正しく理解し、地域で見守りができるように、認知症サポーター養成講座を開催しており、現在までに約1万人の認知症サポーターを養成してまいりました。今後も認知症サポーター養成の取り組みを進めてまいります」との答弁を引き出しました。

4-2、生涯教育の充実

人生100年時代といわれております。65歳で退職しても、それから35年は第二の人生がつづくことになります。第二の人生を実りあるものにするため、町田市は生涯学習の充実を図るようにいたします。そのために、「まちだ市民大学HATS」や「ことぶき大学」をより一層進化(深化)させます。

 そのことを、文教社会常任委員会の質疑でも採り上げました。

5、文化・芸術・スポーツの振興、発展に向けて

 らん丈は、町田市議会文化・芸術振興議員連盟事務局長をつとめ、町田市と(一社)町田市文化協会との連携強化に向けて、議会としての後押しにつとめまたした。その結果、改装中の町田市民ホールに文化協会が使用するスペースを確保することができました。

5-1、市立図書館と市内の大学図書館との連携強化

 桜美林大学図書館、国士舘大学鶴川図書館、東京家政学院大学附属図書館、法政大学多摩図書館、和光大学附属梅根記念図書と連携されました。

5-2、議員になった2006年から、町田市の文化振興発展のために、また、町田市のブランドイメージをアップさせるためにも、町田市ゆかりの文学賞を創設するべきと提案を続けてまいりました。

 それが、2021年に、念願の町田市初の文学賞が創設されました。「ことばらんどショートショートコンクール 2021」が実施され、939作にのぼるたくさんのご応募をいただきました。

5-3、町田市のスポーツの発展に寄与するため、町田市軟式野球連盟の副会長をつとめており、町田のスポーツの振興発展につとめております。

6、自殺対策強化のために、2010(平成22)年12月定例会でゲートキーパーの研修制度を導入するよう提案し、それを実現させました。この提案は早速制度化されまして、それからは毎年ゲートキーパー養成講座を開催していただき、2011年度から2016年度までの累計が3,699名と伺っております。直近でも、2015年度は986人、2016年度は1,131人ということで、受講される方もふえています。こうして自殺は社会全体で取り組むべき課題であるという共通認識は醸成されつつあるように思われます。こうして今や、市内各所でゲートキーパーの研修制度が開催されています。

7、情報弱者(デジタルデバイド)への支援強化を求める

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、リモートワークやオンライン手続き、キャッシュレス決済などデジタル技術を活用したサービスの利用が急速に拡大しています。しかし、デジタル社会の恩恵を享受する方がいる一方で、恩恵を受けられない方もおり、市の「e-まち実現プロジェクト」の趣旨である市民の利便性の向上を一層促進するため、「デジタルデバイド(情報格差)」の解消に取り組む必要があります。

 そこで、2021年3月議会では、情報弱者への支援を手厚くした方がいいと提案したところ、2021年7月にはマイナンバーカードセンターを開設するとの答弁を引き出しました。

市民部長 マイナンバーカードに関連したデジタルツールを使いこなせない方への支援の取組についてでございますが、(2021年)7月下旬に町田市マイナンバーカードセンターを開設し、マイナンバーカードの申請や交付だけでなく、マイナンバーカードとスマートフォン、パソコンを使った行政手続など、マイナンバーカードの利活用方法についてご案内する窓口を設置する予定でございます。

 また、新型コロナウイルス感染症の状況を見つつではございますが、市民センター、ショッピングモールへの出張をし、市民の皆様に対しより身近な場所でマイナンバーカードに関する制度のご案内や、デジタルツールの使い方等を丁寧にご案内しつつ、マイナンバーカードの申請の受付等を実施いたします。
 今後も引き続き、デジタルツールを使いこなせない方々が抵抗なくマイナンバーカードを使った手続を行っていただけるよう、丁寧な案内、支援を行ってまいります。

【らん丈のもう一つのプロフィール】

◎拓殖大学大学院地方政治行政研究科客員教授

◎町田市消防団20年永年勤続表彰

◎中学校教諭1種免許状・高等学校教諭1種免許状

◎国家公務員に関するモニター

◎町田市廃棄物減量等推進審議会委員

◎まちだ市民大学HATS20講座修了

◎東京都理容生活衛生同業組合町田支部顧問

◎町田市軟式野球連盟副会長

◎町田市赤十字奉仕団員、献血292回(令和4年1月現在)