町田市議会議員 会派「自由民主党」/(一社)落語協会 真打 三遊亭らん丈【公式ウェブサイト】

三遊亭 らん丈

『都市』第113号・2026年10月俳句

2026.10.12(月)

【青桐集】
蟻でさへ考へてから歩み出す

 主宰評:浮足立っている誰かを諭しているような口調である。
 そう言えば、蟻は時々立ち止まって、あち見こち見している。
 あれは蟻も考えていたのか。
梅雨の明蔵書を売りに乗る電車
新茶汲み答案採点始めけり
昔日をすべて受け入れ夏深し
堂々と妻の日傘を借りて差す

【都市集】
耳垢の白さに見惚れ夏期講座
新聞の享年見詰め半夏雨
遠回しもわからぬ人と熱帯夜
天井のなめくぢ皆の眼を奪ふ
世間体気にする素振り梅雨寒し