
【青桐集】
広辞苑引かぬ日はなしとろろ汁
秋暑し帽子被りて乗る筏
母を呼びともに見つむる小望月
火事跡にいつまでもある三面鏡
宮崎 斗士(海原):上五中七の構文はピシッと決まった。この下五
に何を置くかが重要。住んでいた家族を様々に映してきた三面鏡を動
かし難しという思いに共鳴できた。
手を合わせ時の伸びけり墓参り
【都市集】
月明に宛名確かめ投函す≪都市の窓≫
濯ぎ物きれいにたたみ秋麗
神輿から即かず離れず追ふ子ども
小夜時雨床から出でて米を研ぐ
拍手をはつきり打ちて冬うらら
目貼して思ひのままに高笑ひ





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