

講師は、福田かおる衆議院議員で、演題は「米価格高騰と今後の米政策について」というものでした。
それによると、わが国の米の消費量は減少しており、それに基づいて農水省は平成30年まで米の生産調整をおこなっていましたが、今はおこなっていません。
そこに、昨年、南海トラフ地震臨時情報がはいり、それに備えるために、各家庭で、米の備蓄がはじまり、急に米の消費が増えたのに、農水省はうまく対応できず、そこから令和の米騒動が始まったというのです。
ただ、これからの米づくりを考えると、生産者の高齢化が進み、大規模化、効率化は、避けて通れないということです。