町田市議会議員 会派「自由民主党」/(一社)落語協会 真打 三遊亭らん丈【公式ウェブサイト】

三遊亭 らん丈

平成26年第2回町田市議会 定例会「一般質問」一般質問

2014.06.12(木)

2014年 第2回定例会 6月12日 町田市議会本会議における一般質問において壇上よりおこなった部分 三遊亭らん丈

 こんにちは。
 関東地方も梅雨入りし、至ってジメジメしておりまして、スッキリいたしません。季語でいうところの「卯の花くたし」といった感じですが、それを払拭するような答弁を求めて、自由民主党会派の一員として、通告に基づきまして、町田市の一般事務について、問い質したいと存じますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

 今回は、次の5項目について質問をさせていただきます。
1 町田駅に関する帰宅困難者対策について
2 再び土曜学習について
3 国民健康保険の医療費の審査について
4 生徒の自殺を未然に防ぐ研修
5 農地の有効活用について

 まず、項目番号1について、であります。
 これは、東日本大震災後、国土交通省は鉄道会社と周辺施設、自治体らで協議会を立ち上げて、帰宅困難者対策を進める計画をつくるように求めてきましたが、全国の約50の主要駅のうち、帰宅困難者対策を進めるための十分な計画ができている駅が11駅にとどまっていることが国土交通省のまとめでわかりました。

 この主要駅とは、乗降客が30万人以上の基準なのですが、その11駅のうち、東京都では新宿、北千住、吉祥寺、立川の4駅にとどまり、町田駅が見当たらないのです。そこで質問をさせていただきます。

(1)全国の約50の主要駅のうち、帰宅困難者対策を進めるため、鉄道会社と周辺施設、自治体らで協議会をつくり計画をたてる駅に町田駅は該当するのか。

 続いて、項目番号2です。「再び土曜学習について」と題するもので、以前にも一般質問を行っておりますが、その後、文部科学省が結構やる気になりまして、教師による授業と、それ以外の学習活動の2本立てで土曜日の学習機会を増やそうとしています。そこで、昨年11月に学校教育法施行規則を改め、「特別な場合」に限っていた土曜授業を教育委員会の判断で実施可能といたしました。

 そこで、町田市教育委員会の意向はどのようなものなのかを伺います。(1)2013年11月に学校教育法施行規則が改正され、土曜授業を教育委員会の判断で実施可能としたが、それを受けて町田市では、どのように対応するのか。

 つづきまして、項目番号3です。これは、「国民健康保険の医療費の審査について」と題するものでありまして、町田市の今年度の国民健康保険事業会計の予算額は、451億9千6百52万8千円というもので、構成比にして18%を占める、市民にとってとてもとても大事な事業に関する質問です。

 国民健康保険の医療費は、どの自治体も審査して、少しでも無駄を省こうとしているのですが、それは1次点検と再点検をとおして総合的に審査しているわけです。そこで、伺います。(1)国民健康保険の医療費の審査について、町田市はどのような対応をとっているのか。

 続きまして、項目番号4です。「生徒の自殺を未然に防ぐ研修」と題するもので、これは、東京の足立区で2010年にいじめを苦に区立中学校の生徒さんが自殺されたのです。そこで、足立区は、今年の5月にすべての区立中学校の生活指導主任を集めて、生徒の自殺防止のための研修をおこないました。その後、小学校の教諭向けの研修も行いました。

 足立区は、今年度から3年計画で、「自分を大切にしよう」というテーマの特別授業を、区立の小中学校全107校で開くというのです。

 その特別授業の前に、教員にはゲートキーパーとしての視点をもってもらおうとして、この研修を行ったのですが、同様に町田市でも、あってはならない自殺を事前に防ぐために、ゲートキーパーの視点を教員にも持ってもらってはいかがでしょうかという観点からの質問です。(1)すでに町田市では、ゲートキーパー研修をおこなっているが、生徒の自殺を未然に防ぐ研修にそれをどのように活用しているのか。

 最後に、項目番号5です。「農地の有効活用について」と題するものでして、町田市内に、売却することができず、効果的に管理することもできずにほとほと困り抜いている方が現にいらっしゃって、その方が農地に太陽光ソーラーパネルを設置できないかというアイデアを持たれたのです。そういう方に行政がなんとかして手を差し伸べていただきたいがための質問です。(1)不整形農地を有効活用するために町田市はどのような対応をしているのか。

 以上、壇上からの質問をさせていただきましたので、ご答弁をどうぞよろしくお願いいたします。