町田市議会議員 会派「自由民主党」/(一社)落語協会 真打 三遊亭らん丈【公式ウェブサイト】

三遊亭 らん丈

平成23年第4回町田市議会 定例会「一般質問」一般質問

2011.12.07(水)

2011年 第4回定例会 12月7日 一般質問  三遊亭らん丈

 あらためていうまでもなく、いまここは、町田市議会という場であります。いわば、町田市という世の中のひとつだと認識できるのでありますが、その「世の中」をある国語辞典にあたると次のように記されていました。

 「社会人として生きる個個の人間が、だれしもそこから逃げることのできない宿命を負わされているこの世。一般に、そこには複雑な人間関係がもたらす矛盾とか政治・経済の動きによる変化とかが見られ、許容しうる面と怒り・失望をいだかせる面とが混在するととらえられる。」

 なるほど、政治・経済の動きは現今大変に厳しいものがございますので、それを踏まえて、通告に従いまして、次の4項目にわたりまして一般質問を行わせていただきます。
1、市内農業の活性化に向けて
2、市庁舎移転について
3、町田市民病院の充実に向けて
4、市立図書館の利便性向上に向けて

 まず、項目番号1について、であります。
 日本政府は、TPPに関してどのような政治的決断を行うのか、非常に興味関心が引かれるところでございますが、ここは、町田市議会でございますので、町田市の農業に関して、質問を行いたいと思います。

 町田市は、たとえば、この秋に発行されました『まちびと』の巻頭におきましても、「“お米”と“田んぼ”について考えよう」と題しまして、特集記事を編んでいるように、農業に関しましては、さまざまな施策を行っているところでございます。

 しかし、では、それで必要にして充分なのかというと、一層のご支援をいただきたいと考える農業従事者がいるのもまた、事実なのであります。
 そこで伺います。
(1)日本の農業の発展が、国家の課題となって久しい感があるが、当市においてもその事情に大きな差異はないものと認識している。当市の農業の発展に寄与する事業に従事している方に、更なる援助をしてはどうか。

 2項目目は、「市庁舎移転について」であります。
 来年7月に、町田市庁舎は新庁舎に移庁し、開庁される予定でありますが、そのため、建物はもちろんのこと、駐車場、外構工事などの整備も急ピッチで進んでおります。

 また、本年3月には東日本大震災が起こり、建築資材の調達が困難になったことも考えられえます。

 それとともに、移転につきましては、市にとってこれまでにない大規模なものとまりますが、庁内で一つにまとまって進めることと市民への情報発信が大事であると思います。

 そこで、次の2点にわたって質問をさせていただきます。
(1) 新庁舎の整備状況について
(2) 市民への周知について

 3項目目は、町田市民病院に関して伺います。
 早速、お見舞いメールサービスを始めていただきまして、感謝申し上げる次第でございます。

 また、総務省によりますと、自治体が経営する病院事業の総収入が、昨年度、22年ぶりに黒字に転じたということで、それぞれの病院ではなお一層、改革に取り組んでいるのだなぁと思った次第でございます。

 そこで、伺います。
(1)病理医、薬物療法医の不足が日本の医療の問題点として指摘されているが、町田市民病院でもそれは該当するのか。

 最後は、「市立図書館の利便性向上に向けて」であります。
このたび、大阪市長に当選なさいました、橋下徹さんも、図書館は非常に重要な公共機関であると指摘しているところでございます。また、橋下さんも石阪市長も同じ6月29日生まれでご一緒でございますので、是非、図書館の一層の充実に向けてよい御答弁を期待しつつ、質問をさせていただきます。

(1)図書館で借りた図書を返却する際、図書館以外でも受け付けている市立図書館が他市にはあるが、当市図書館でもそのようなシステムを導入してはどうか。

(2)現在CDやDVD等は、中央図書館でのみ借りることができるが、せっかくの公有財産であることを鑑み、それらの貸し出しに当たっての利便性向上を望む。

 以上、壇上からの質問とさせていただきます。